プロペシア効果・副作用

プロペシアの効果について

MSDの臨床データによると、プロペシアの服用によるAGAの改善・維持は1年で58%、2年で68%、3年で78%となっています。 5年の臨床データでは、90%の患者で抜け毛の進行を抑える効果、あるいは改善効果が認められています。

現在、プロペシアはAGAの改善・維持に最も効果的な医薬品です。

プロペシアは、米国メルク社が販売する医師が処方する飲むタイプのAGAの薬です。 日本では2005年10月に輸入が認可され、同年12月より販売が開始されました。
プロペシアは医療用医薬品で、購入には医師の診断・処方箋が必要となります。また、保険適用外で全額患者負担となります。 その他には個人輸入によって入手することができます。

米食品医薬局(FDA)に認可されている育毛医薬品は、プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルだけです。

男性型脱毛症のメカニズムは以下の通りとされています。
テストステロンというホルモンが、5αリダクターゼという変換酵素の働きで、ジヒドロテストステロンというホルモンに変換さます。このホルモンが男性型脱毛症を引き起こすことになります。 プロペシアは、5αリダクターゼの働きを抑制することにより脱毛を防ぎ発毛を促進します。

プロペシアは日本の皮膚科学会のガイドラインでも強く勧められるというA評価を受けています。

【男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)】
A段階 プロペシア内服 ・ ミノキシジル外用
B段階 自毛植毛術
C1段階 育毛剤(塩化カルプロニウム、tフラバノン、サイトプリン・ペンタデカン、ケトコナゾール)
C2段階 セファランチン
D段階 人工毛植毛
(A〜Dの基準)
A…行うよう強く勧められる  B…行うよう勧められる
C1…行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない
C2…根拠がないので勧められない  D…行わないよう勧められる

プロペシアの副作用について

プロペシアの副作用で重篤なものは報告されていません。
欧米の臨床試験による副作用は軽く、割合としては全体の5%以下で報告されています。

副作用の訴えは男性機能の低下、性欲の減退など「性」に関するものが大半です。
これは「自覚症状」で日常生活に大きな障害をもたらすものではありません。
※プロペシアの発売当初は男性機能低下症が起こることが危惧されていましたが、理論的には考えにくく、臨床的には否定されているのが現状です。

持病として肝機能障害を持っている方は服用の際、気をつける必要があります。
しかし、絶対にダメということではありません。 できれば持病が感知し完治してからが望ましいのですが、服用に関しては医師と相談して決めてください。

前立腺がんの腫瘍マーカーである血中SPAの値が半減します。 泌尿器科で処方された薬との併用や、泌尿器科にあらたに受診するときは医師に相談してください。

妊娠の可能性のある女性や男の胎児を妊娠した女性が服用すると胎児に外性器奇形が発生する可能性があります。 (妊婦が飲んではいけません。)
男性が服用した場合、プロペシアが原因で奇形児は生まれません。

プロペシアの服用をしている男性が性交渉をもって女性が妊娠した場合、妊婦と性交渉した場合、 胎児に奇形が発生したり、他の副作用が出たりすることはありませんので安心してください。

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